THE・就活 3.6
実体験だからこそ説得力がある。
三年生の皆さんは、いよいよ就職活動本番の時期になりましたね。
誰もがゼロからのスタート。不安もたくさんあるでしょう。
そんな時、実際に就職活動を体験した先輩のお話はきっと強い味方になってくれるはず!
今回は、内定を勝ち取った2人の先輩が、始まりから終わりまでをじっくり語ってくれました。
―――初めに内定おめでとうございます!
先輩方「ありがとう(照)」
―――今回は先輩方の就職活動の体験談をインタビューさせていただきたいと思います。
早速ですが、まずいつ頃からこの仕事を志望し始めましたか?
脇本先輩(以下:W)「本格的に志望を始めたのが、多分…十二月か…一月位から」
―――3年生のですか?
W「3年生の。最初は、アパレルでずっと志望していて、十一月の企業展っていう説明会みたいなものがあるんだけど、
そこで銀行の話を聞いて、おもしろいなぁと思ったのが最初のきっかけです」
―――では、それが転機になったわけですか?
W「まぁ、色々とアパレルのメリット・デメリットも考えてて、
銀行の話を聞いた時に、私、経済好きだしなって所が最初のきっかけかもしれないです」
樋口先輩(以下:H)「もともと金融業界に興味があったんですが、ホント色々受けてて、
最終的に決めたきっかけは、経済にやっぱり興味があったから。
社会の流れみたいなものをより近いところで感じることが出来たらなぁと。
あとは経済的な知識がこれから必要になってくるんじゃないかなと思ったからです」
―――最終的に銀行の仕事を選ばれたわけですが、どんな魅力があったからですか?
W「金融関係に気持ちが変わって、最初は証券の方に行きたかったの、実は。
なんだけど、なんでこの仕事を選んだかって言うと…証券は大変だよってやたら説得されたから(笑)
あとは、人のためになることがしたくて。
私の銀行のイメージはカウンターに向かい合って座ったときにお客さんに融資の相談を受けて、
それに答えてあげて…とかで、そうゆうなんか、人の為に自分の知識を生かしたいって思ったから最終的に銀行にしました。
あとは【ホスト最強論】!(笑)
【ホスト最強論】=【銀行最強論】っていうのがうちらの中にあって、それも信じて選びました」
H「なるほど。僕はやっぱりお金を扱うって事で、お金は目に見えないから、
そこでじゃあどうやって信頼を獲得していくのかってなったときに、
やっぱり自分で勝負していかなきゃいけないんじゃないかなって言う部分が銀行の魅力だったってこと。
あと色んな会社に対して、融資をしたりってことで、自分の全く知らない分野の会社さんの人ともお付き合いができる。
その会社の経営状態がどんなことかって言うのを知った上で、『じゃあ一緒にこうして行きましょう』って言うような、
なんだろう…コンサルティングと言うか…。
そうゆうことをしながら、お互い良くなっていけるんじゃないかなって部分が一番の魅力かな?」
―――自分も仕事をしながら、成長できるのではないかと。
H「そうですね。はい」
―――では、いよいよ志望も決定し、準備段階ですね。
まず準備をするにあたって、情報収集が一番大事ではないかと思うんですが、どうでしたか?
W「うーん…面接についての情報は、うちのゼミ長によく聞きました」
H「僕です。ゼミ長です、僕」
―――(笑)
W「(笑)なんでかって言うと、ゼミ長は頼りになるってこともあるんだけど、
なんか私が受ける毎回先々で受けてて、今決まったところも、私がまだ二次試験位なのにもう内定が出てたりとか。
先にその企業を受けてたから、ラッキーみたいな(笑)どうゆう内容だったか聞いとこ!みたいな感じで…。
面接の情報は、ゼミ長から教えてもらいました。
あとは、一応、経済だったから、日本経済新聞を形だけだけど読んでました。
あとは、ニュースを少し意識して見るようにしたりとか、
自分の中でニュースがあった時に、『あーこれってこうかもしれないな』って。
自分の考えをニュースについて持ったりはしてたかな。
資格は、私はなにも経済に関しての資格は無いです。
最初はアパレルに行きたかったから、アパレルのために色彩検定は取ったけど、
経済に関する資格は何も持ってないです。
インターンシップも一緒で、アパレルのためにアパレルの企業でインターンをして、
そのまま今もバイトをしてるかんじです(笑)
だから、私はあんま銀行のために準備ってしてないのかもしれない…(苦笑)」
H「情報源は、やっぱり自分の足でかせぐことが一番だと思ったんで、
企業訪問と言うか…支店訪問?みたいなのをこっそり行ったりとか。
あとは企業展で話を聞く。
人事の人にメチャ質問をぶつけるって事もそうだし、やっぱり自分の耳で聞いた事を一番信用してました。
あと未咲ちゃんも今言ってたけど、新聞はオカンに頼んで、
就活の期間中だけ日経に変えてもらって、欠かさず毎日読んでました。
あとは、株価の動きとか、日経平均とかは常に毎日チェックするようにしてたかな。
資格は別に金融に行きたかったから取ったってわけじゃないけど、
ファイナンシャルプランナーっていうFPの資格は一応持ってて、
でもそれは別に有利になったとは思わないけど、一応それは持ってはいたよって言う程度で。
インターンシップは、僕はカーマ。カーマホームセンターってあるじゃん?
あそこに行ったんだけど、行った理由がキャリアセンターの吉井さんに『カーマは良いよ』って勧められたから(笑)
でも内容はすごく良くて、プレゼンの仕方だったり、人とどうゆう風に接していくかだったり、
なんだろう…『社会人はこうあるべきだ!』みたいなことを実践を交えて出来たから、
すごく『あぁ社会ってこんな感じなのかな』って言うのをイメージ出来やすかったって部分で、
僕はインターンシップは非常に役に立ったと個人的には思ってます」
―――この準備期間を経て、面接に臨むわけですね!
では次に、面接についての質問をさせていただきます。
まずは面接に行くときの服装とか持ち物とかで気をつけた事ってありますか?
W「これがねー、女の子は実はすごいハッキリ分かれてて、銀行の人は絶対にブラウスの第一ボタンまでキッチリしめてた。
スーツは大抵みんな黒を着てて、ブラウスは第一ボタンまでしっかりしめてて。
でー…なんか、堅そうな髪型してた(笑)私はただ結んでただけだったけど、なんか、こう。こう。」
―――あぁ!ピンで前髪を留めて?
W「そう!で、なんだろう…なんとも言えない、うちらがイメージする銀行員みたいな雰囲気を漂わせる服装をしてた!」
―――キャリアウーマン的な感じですね。
W「そう、そう!なんか、信頼を得れそうな感じの。
まじめそうな雰囲気の服装をしてて。
私はなんかそこまでする気がなかったんだけど、周りがそんな風だったから、
むしろ自然体で行き過ぎてチョット浮いてたような…。
ボタンも別に第一までしめる必要ないから、一個あけようとか、エリ出す必要ないからしまっとこうとか。
自分の心地良い感じで行ってたかな(笑)」
―――それは逆に面接でプラスになったと思いますか?
W「あぁ〜私の場合面接は多分、人柄を選んでくれたって信じてるから、
そんな『絶対にこう答えよう!』みたいな事もなかったし、本当に素で全部面接を受けれたと思ってる。
そういった点では雰囲気から堅く行ってなかったのは、自分を出せてたんじゃないかなとは思うけどね。どうだろうね?(笑)」
―――なるほど。男性的にはどうですか?
H「服装はもうとにかく普通に。靴をちゃんと磨いて、埃とって、ネクタイしっかりしめて、
別に特に銀行だからって意識したことはなくて、普通どおり」
―――最低限のマナーを守って?
H「うん。だったし、持ち物も何も変えてなかった。日経は常に鞄に入ってたし…」
W「あ、でもさ、持ち物だと、そこの企業のパンフは持ってったね」
H「あ、それはあったね。
あと、面接の内容も、別にその…未咲ちゃんも言ってたけど、取り繕う必要は全くないと思ってたし、
別にこのままいって、受かんなきゃ受かんないで良いだろう位の気持ちだったから、
別に何の準備もせずに、ただ自分がやってきたことを自信を持って話して、
やっぱり『やるからには僕はトップを取ります』みたいな事も言ったし、
『やるからにはやりきりたいし、上を目指したいって気持ちもありますよ』ってゆうのははっきり伝えて、常にやってたかな?
会場の雰囲気は特に銀行だから堅いってわけではなかったから、あまり変わらなかった。
みんな普通の和気あいあいとした『緊張しますね』みたいな感じで、控え室にいる時もあったし、
帰りに一緒になったやつと食べに行ったりとかもあったし。
あんまり銀行だから、雰囲気が堅かったってことはなかったと思います」
―――面接内容ではやはり自分が在学中に何をしてきたかとゆうのが、重要になってきますか?
H「そうだね。結構それは聞かれたかも。
色んな方面、勉強…学校以外の事とか、そうゆう風に複数聞かれた事もあったけど、
まぁしっかりやってきたと思ったから、自信を持ってそれを話してました」
W「でも、樋口君が行く銀行はやたら体育会系で(笑)
私はあえてそうゆう前情報を貰わずに毎回臨んでたの。
そうしたら入った瞬間、『おはようございますっ!』とか言って(笑)
ここの銀行はすごいの!
それで、私はその雰囲気を見て、『いやぁ私そこまで張り詰めた感じの所で働きたくない』ってゆう思いもあり、
向こうから見ても多分、この子はあんまり勢いがないと思ったと思う」
H「でも確かに勢いは内定者はあると思う。元気は良い、みんな。『ォイッ!』みたいな(笑)」
W「ここはすごいの!本当に!」
H「『ォハヨウゴザイマースッ!』みたいな感じもあるし。逆に未咲ちゃんの銀行は、結構温和な?感じで…」
W「笑顔が絶えないような」
H「うん。ゆっくり『うんそうだ、そうだね』って結構こう聞いてくれるってゆうような感じはあったかな?印象として」
―――銀行によっても色々な雰囲気があるんですね!
W「ある、ある!面接の雰囲気で自分の肌に合うか合わないかっていうのは結構あったよね?」
H「あった!」
―――色んな面接に臨まれて、最終的に自分が行く企業を選ばれたわけですが、その決め手になったのは何でしたか?
H「決め手は…もともと僕は名古屋の人間ではないんだけど、一番名古屋があってるから、
地域貢献じゃないけど、そうゆうこともできるかなぁって思ったのと、
あとは自分が転勤族で、今考えてみると、すごく良い経験をしたけど、やっぱり当時は引越しってことがすごく辛くて。
だからやっぱり、自分の子供にはそうゆう気持ちを味わわせたくないって部分で、愛知県内の銀行を選びました。
あとはやっぱり暦と同じように土日休みになる銀行だったら、
家族との時間を大事にできるんじゃないかなってゆうふうに思ったのと、
最初に銀行の魅力?って部分で話したこと、そこも含めて選びました」
―――ここが自分にピッタリ合う銀行だったと?
H「まぁ、ピッタリ合うかどうか分からないけど、やっぱ決めたからにはそこで力を出し切って、
自分はやれると信じてやるしかないかなってゆう感じですね」
W「私は結構、仕事も充実させたいけど、プライベートも充実させたいってゆう思いがあって…。
最初はデパートとかもね、ちょっと考えてたの。サービス業みたいな?
で、その時に『土日って休みじゃないよね』って言われて、『あぁそうか』って。
やっぱ土日休みってゆうのは、彼氏にしろ、旦那さんにしろ、合わせたいじゃない?
それが結構、決め手の一つ。
で、証券の方だと営業がメインになる仕事だから、お客さんに呼び出されたら、休みの日でも行かなきゃいけないような…。
お客さんと一対一の付き合いみたいな感じなのね。
でも、銀行は基本は銀行の中にいるから、銀行がやってる時以外はお客さんは来ないでしょ?
だから、やってる時間中はモチロンすごい頑張るんだけど、プライベートと仕事とのメリハリがつけやすいかなって思って。
あとは金融関係選んだ理由にも関係してくるけど、
結婚しても仕事したかったし、子供産んでも仕事したかったってゆうのが決め手です」
―――では、最後にこれから社会人になるにあたって、何か抱負などあったら聞かせてください!
W「私がなりたい社会人像は、ちゃんと人に言われた事は素直に受け止められる人。
先輩に怒られたりしても、自分が悪いって思ったところは、ちゃんと認めて、成長していけたら良いなと思ってます。
あと、銀行員としては、お客さんのために仕事をしたいなってゆうのが最初の目標であったから、
それはやっぱり貫きたいって思います!」
H「オンとオフの切り替えが出来る人になる。働く時はがっつり働いて、遊ぶ時はメッチャ遊ぶ!みたいな。
ハメを外さない程度に(笑)」
―――それは生活全体を通してですか?
H「そうだね。うん、なんかこう色んな繋がりを大事にしたいし、
先輩とか、上司とか、同期もそうだし、取引先の人もそうだし。人間関係をより広めていきたい…かな?」
―――今日はお忙しい中、本当にありがとうございました!
PROFILE:
●現代社会学部4年
わきもと脇本みさき未咲センパイ
愛知銀行内定
ビジョナリーフィールドvisionaryfield 代表
●現代社会学部4年
ひぐち樋口たつや達哉センパイ
名古屋銀行内定
竹村ゼミ ゼミ長
取材/黒宮理紗・成田真弓・水谷藍
いかがでしたでしょうか?
今回は気になる職業のなかでも上位に上がると予想される、【銀行】をテーマに、
お二人の先輩方にインタビューをさせていただきました。
さて、インタビュー中に出てきました[ホスト最強論]=[銀行最強論]
これはいったい何なのか?疑問に思っている方も多いと思います。
そこで先輩方に代わって、簡単に説明させていただきます!
ホスト最強論とは…!!それはホストが金融界の王者であることを示している!!
サラリーマンはキャバクラにかよい、キャバ嬢はホストにかよう。
そしてホストは大金持ち♪♪
けれど、ホストはその大金をどのように使うのか……有り余ったお金に困ったホストは/////
そう!! 銀行に行く!! 貯金をしたり資金運用をしたり更なる発展を目指す。
金融界の王者『ホスト』にも頼られる銀行はやっぱりすごいのだ!!
いかかですか?
この『ホスト最強論』、奥深いですね〜!
それでは今回はこの辺で☆
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